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【押さえておくべき】アフロ・ハウスアーティスト5選

アフロハウスとは?

アフロ・ハウス(Afro House)とは主にニューヨークを中心として生み出されているハウスの一つのジャンルです。1980年代後半〜1990年代初頭に生まれました。

アフリカ文化や音楽の影響が強いハウス音楽で、アーティストもアフロ・アメリカンが多く、祖国アフリカへの憧憬やアフロ・ビート音楽の要素を大きく取り入れていることが特徴です。

アフロハウス

音楽的にはディープ・ハウスと非常に近く、単純なハウスビートだけでなく、アフリカ的なビートが取り入れられることが多いです。現在は、アフリカ出身ではないアーティストも、アフロ要素を取り込んだハウスをリリースし、アフロ・ハウスはBeatportにもカテゴリーが新設されるなど、注目のジャンルです。

アフロハウスのアーティスト5選

Black Coffee(ブラック・コーヒー)



南アフリカの都市ダーバン出身のディープハウスのアーティストです。彼は不慮の事故で13歳の時に左手が不自由にとなり、現在もDJを行うときには片腕でプレイしています。60時間の耐久セットを務めたということで、DJのロングセット世界記録保持者となっています。17歳頃にDJを始めた頃は、カセットテープでDJをしていました。

Culoe De Song(クロエ・デ・ソング)



BLACK COFFEEのレーベルであるSOULISTIC MUSICのメンバーとしても活動。シンプルでありながらも奥深く、スピリチャルな世界観があるアーティストです。

Osunlade(オスンラデ)



Yorbaレコード主催のプロデューサー・ミュージシャンです。2019年には東京のVENTに来日しました。ブルースやジャズが生まれた聖地、セントルイス生まれで若くしてハリウッドに渡りプロデューサーとしての才能を開花させました。

Jephte Guillaume(ジェフテ・ギオム)



ブルックリン出身・ハイチ生まれ、ブルックリン出身のアーティストです。自然音(雷、雨など)を使用し、ドラマチックでスピリチャルな作品が多いアーティストです。DJ、ベーシスト、マルチインストゥルメンタリスト、ボーカリストでもあります。

Joe Claussell(ジョー・クラウゼル)




30年近いキャリアを持つディープハウスの重鎮です。レーベルSPIRITUAL LIFE MUSIC主催。ハウス創世記より数々の名曲を残してきたアーティストです。自然音(雷や雨)を使用するなど、ドラマチックで美しいディープハウスが多いです。

まとめ

アフロ・ハウスは、メロディーやシンセサウンドに特徴があるEDMとは非常に異なります。逆に、音数が少なくて洗練されたドラムパターンが特徴のジャンルです。民族楽器によるリズムは、シンプルな中に中毒性がありますね。人間本来の本能に響くのでしょうか。これから日本でも人気が出てくるジャンルだと思いますので押さえておいて損はないでしょう。

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