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【謎ジャンル】ヴェイパーウェイヴとは?② | TOKYO DJ部
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【謎ジャンル】ヴェイパーウェイヴとは?②

ヴェイパーウェイヴのおさらい

ヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)は、2010年代初頭にWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽ジャンルです。過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁、消費資本主義や大衆文化、1980年代のヤッピー文化、ニューエイジへの批評や風刺として特徴づけられています。インターネット発の謎多きジャンルについて掘り下げてみましょう。

vaporwave

単なる音楽ジャンルではない?

ミューザックやCMのバックミュージック、コンピューターの起動音など、簡単に消費されてきた音楽をサンプリングしてループ、速度を遅くして少しおどろおどろしい耽美な世界へと誘う。そのアプローチと考え方や姿勢は、単に音楽だけに対するものではなく、大衆文化全体に対するものであり、音楽に止まらずファッションやアートにも派生していく。

はじまりはインターネット上のSOS

ヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)の前進Eccojamsのアーティスト、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーさんは、2009年に「nobody here」をyouTubeに投稿した経緯をこう話しています。

インターネット

YouTubeで何かをシェアして、人と繋がる手段だった。当時、自分はすごく孤独だった一人でコンピューターの前に座っていたし、作品を公開することはあの頃の僕にとって時間潰す手段であったのと同時に、新しいこと、何かしらの意味のあることをやりとりするという世界に向けて発したSOSみたいな行為だったと思う。

引用文献:ユリイカ2019年12月号

この曲は結果的に多くの人に届き、2020年現在では90万回以上再生されています。

皮肉な音楽ジャンル

Vaporwaveは本質的に作家性を排除しようとしている音楽なので成功したい衝動を抱いている人はやらないジャンルだと言われています。

その作品のほとんどがSNSを通して広まり、フリーダウンロードが多いのもその特徴です。

一般的にはあまり評価されない音楽(大型デパートなどの商業施設でかかる音楽や、コマーシャルのバックミュージックなど)に対する異常なまでの執着を見せるジャンルでもあります。

進化したヴェイパーウェイヴはどこへいく

大量消費社会を彷彿させるイメージを、崇高で神聖なものとして表現し、不可解で奇妙なアイディアとミックスすることで新しいユートピアにたどり着く。

元来の部的な手法にとらわれることなく、ヒップホップやハウス、ディスコ、シンセウェーブなどの旨みを巧みにブレンドされていく。

  • 名曲元ネタ系ヴェイパー

元ネタはこちら
The Wooten Brothers – We Could Be Together

  • CMソング系

  • RPGゲーム系

  • ラップ系

  • ディスコ系

  • トラップ系

ヴェイパーウェイヴコミュニティ

オンラインカタログ一覧

まとめ

80年代の大量消費社会を想起させる音や過去の曲のフレーズを記号化して、イメージを想起させるもの、いわば概念とインターネット上ではじまったが、やがて、さまざまなアーティストがあらわれ、本来の意味が失われていった。本来の意味はなくなりヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)「死んだ」と言われるように。

その頃、過去のリリースしたVaporwavenの初期アーティストによるテープレコードが高値になることで再注目を集める。現在では、ヒップホップやハウス、ディスコ、シンセウェーブなどの旨みを巧みにブレンドされていくことにより、メジャーとなり「本来の意味」は次第に失われていったジャンルである。

Spotifyに「Vaporwave」のプレイリストを作成しました。もしよろしければご視聴ください。 

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