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音楽に出逢える Spotifyとは?

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Spotifyとは

Spotifyは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されています。Apple Musicと並ぶシェアを誇る人気サービスであるSpotifyは、世界23000万人以上の音楽ファンに支持されているストリーミングサービスです。現在では、5000万曲が無料で聴き放題

日本では、20169月にサービスが開始されました。豊富な楽曲数と使いやすいインターフェース、自分専用に自動で複数作成してくれるプレイリスト機能等が充実しており、初心者にもおすすめできるストリーミングサービスとなっていますね。そして、アーティストと世界中の音楽ファンを結ぶプラットフォームと言われています。

Spotifyは、201926日に、Podcast(ポッドキャスト)関連企業の米Gimlet Mediaと米Anchorを買収すると発表、同年813日には、ポッドキャスター向けサービス「Spotify for Podcasters」をリリースするなどポッドキャスト番組の配信にも力を注いでいます。

世界中の人が作ったプレイリストが使える

Spotifyでは楽曲やアルバム単位で音楽を聴くだけではなく、他のユーザーが作ったプレイリスト単位で音楽を聴くことができます。Spotify公式プレイリストから、メディアが作ったプレイリスト、他のユーザーが作ったプレイリストなどが公開されており、これらのプレイリストをきっかけにヒット曲が生まれることも珍しくありません。プレイリストは自分でも作ることができ、世界中に公開してSNSで広めることもできます。

Spotifyではフォローしてる人が聴いている楽曲をリアルタイムで知ることができるので、他の人の作ったプレイリストをきっかけに新しい曲に出逢うこともできます。

Apple Musicにはない特徴とは?

Spotifyのすごいところは、無料で全曲フル再生やバックグラウンド再生ができる点です。スマホやタブレット、PCのアプリ、ブラウザ、そしてPS4のようなゲーム機からも音楽をいつでもどこでも、音楽を楽しむことができます。この幅広さはApple Musicなど他のサービスにはない特徴です。

ラジオとの違いは?

ラジオとの違いは、気になった曲にチェックマーク(My Music機能)をつけて、あとから聴き返せるところです。「この曲なんかいいな!」と気になった曲をワンタッチでMy Musicに追加するだけ。後ほどアーティストやアルバム、音楽ジャンルを深掘りしていくことが簡単にできます。

Release Radar機能とは?

Spotifyには、「Release Radar」(リリース・レーダー)という機能があります。これはユーザーお気に入りのアーティストによる最新リリース曲などをプレイリストにまとめて毎週金曜日に自動で更新・配信してくれる機能です。

過去に再生した楽曲や評価した楽曲データを元に、音楽聴取傾向を解析したアルゴリズムを作成、あなたの好みに合う曲を提供してくれます。このアルゴリズムは、Spotify自体ではなく、クラウド上の他のユーザー達のデータから抽出されているものだそうです。Spotifyの凄さというのはアプリの流動性や曲のラインナップではなく、他のユーザーたちの存在だと言えます。

そのほかにもレコメンド機能として「Daily Mix」(デイリーミックス)、「Spotify Radio」(スポティファイ ラジオ)」があります。「Daily mix」は自分がいつも聴いているお気に入りの曲に、おすすめの曲をミックスして自分だけのプレイリストを配信してくれます。

ユーザーがSpotify上で音楽を聴けば聴くほど、好みに合った音楽を提案するようになるという仕組みなのでたくさん音楽を聞くと好みを学習してくれるんですね。

そして、「Spotifi Radio」は自分の好きなアルバムやプレイリスト、アーティストをベースに自分だけのラジオステーションを作成し、お気に入りの音楽を途切れることなく自動的に選曲。エンドレスに音楽を楽しめる機能です。

シーンや気分に合った音楽を楽しめる

近年では、曲やアーティストから選ぶ「コンテンツ消費」から、シーンや気分から選ぶ「コンテキスト消費」へと移りました。その日の気分でプレイリストをかけることが誰でも無料でそして速やかにできるようになりました。

有料プランの種類

現在、無料プランの他に3つの有料プランが用意されています。

  • 個人向け月額 ¥980 (1つのアカウントで利用可能)
  • ファミリー月額 ¥1480 (最大 6 つのプレミアムアカウントが利用可能)
  • 学割プラン月額 ¥480 (1つのアカウントで利用可能)

無料プランと有料プランの機能の違い

無料版のSpotifyではシャッフル再生しかできません。そのためアルバムを曲順に聴いたり、プレイリストを1曲目から順番に聴いたりすることはできません。しかし、有料のプレミアムプランの場合は、好きな曲を再生でき、順番通りの再生も可能です。

また、無料版のSpotifyでは数曲を再生すると15秒~30秒程度の音声広告が挿入されてしまいます。有料プレミアムプランの場合は、音声広告が入らないので邪魔されず好きな音楽に浸ることができます。

無料プランは、1時間に6回までしかスキップすることができません、しかし、有料プレミアムプランでは、無制限スキップが可能です。

また無料プランは、曲をダウンロードできないため、圏外や機内モードでは音楽を再生することができません。有料プレミアムプランではオフライン再生が可能です。

Spotifyの通信量はどのくらいかかる?

ストリーミングサービスであるSpotifyは利用に通信量を消費します。いつの間にか大量に通信料がかかってしまい、月末に通信制限にならないために、以下の点に注意しましょう。

Spotifyは一曲再生あたりこのくらいかかる
5分程度の楽曲の場合、次のような通信量を消費されると言われています。)

  • 低音質(24kbps):約1MB
  • 標準音質(96kbps):約4MB
  • 高音質(160kbps):約7MB
  • 最高音質(320kbps):約15MB

通信量を節約する方法

・音質を下げる

上記の通信量を目安にSpotifyの設定>「ストリーミングの音質」から音質を下げることで通信量を減らすことができます。

・ダウンロードしてから聴く

WiFi環境で利用すること、そしてWi-Fi環境下でダウンロードしてから再生することも可能です。アルバムやプレイリストの楽曲一覧から「ダウンロード」をオンにすることで楽曲のダウンロードが行えます。

デバイス間の連携機能が便利

Spotifyの画面上に、現在ログインしているデバイスが一覧で表示されるのをご存知でしたか?実は、ここから再生デバイスをサクッと変更できます。

つまり、PCのスピーカー(またはPCに繋いだスピーカー)で再生しつつ、選曲やボリュームの調整を手元のiPhoneAndroid、タブレット端末から操作がでできます。

サブミッション・メディアとして

インターネットを経由し、誰もがメディアを使ってコミュニティやカルチャーを築くことができるようになりました。Spotifyは無料で使える音楽好きにはたまらないサービスですね。「独自のセンス」でプレイリストを公開してみませんか。きっと世界中には、あなたの選曲がハマる「フォロワー」が存在するはずです。

今日は、Spotifyを掘り下げてみました。皆様の音楽ライフに刺激となれば幸いです。

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